【不登校】家庭教師の料金ってどれくらい？

お子さんが不登校になって、学校以外の学びの場を探している保護者さんは多いと思います。
フリースクールや塾、タブレット学習、放課後等デイサービスなどさまざまな選択肢の中で、家庭教師は不登校のお子さんに特におすすめできます。
 
今回は、家庭教師の種類ごとのメリット・デメリットも踏まえつつ、なぜ家庭教師がおすすめなのか、料金はどれぐらいか、そして選ぶ上でのポイントについてまとめました。

＜目次＞

1. 不登校の子に家庭教師がおすすめな理由
2. 家庭教師の種類とメリット・デメリット
3. 家庭教師の料金相場
4. 家庭教師を選ぶときのポイントと注意点

1. 不登校の子に家庭教師がおすすめな理由

不登校の子に家庭教師がおすすめな理由は主に２つあります。
子ども自身のペースで勉強が進められることと、家の中で安心して学べる、ということです。
 

自分のペースで勉強が進められる

大人数やさわがしい環境が苦手であったり、学校の授業のペースについていけなくて学校に行きづらくなってしまったお子さんも多いと思います。
 
家庭教師はマンツーマンなので、周りを気にせず本人の理解度に合ったペースや方法で勉強することができます。また、本人の希望や興味関心に合わせた内容を選ぶこともできます。
 
前の学年から学び直したい、特定の科目のみ学びたい、などという要望にもフレキシブルに対応できるのも特徴です。
 

家の中で安心して学べる

不登校には段階があり、家の中では元気になってきた子でもまだ学校やフリースクールといった「外の居場所」に踏み出す準備はできていないことが多いです。
 
外の居場所に出ることのハードルが高いのなら、まずは安心できる家の中で社会とのつながりを作ってあげることが大切です。家は子どもにとって素の自分、ありのままの自分でいられる安全基地なので、新しいことにも挑戦しやすくなります。
 
また、人と接することに不安のあるお子さんは外の慣れない環境で新たな人たちと出会うことでどっと疲れてしまいますが、家庭教師は本人にとって居心地のいいホームで先生ひとりだけと接するので、お子さんの負担も少ないです。
 

2. 家庭教師の種類とメリット・デメリット

家庭教師には、いくつかの種類と形態があります。それぞれのメリットやデメリットも紹介していきます。
 

個人契約と会社との契約

個人契約の家庭教師とは、家庭教師の会社に属しているのではなく個人で直接ご家庭と契約している家庭教師のことです。
 
仲介手数料などを含まない分授業料は比較的安いですが、契約は自己責任となるため契約後のトラブルに注意する必要があります。授業料や授業に関する要望などは事前にしっかりと確認しておきましょう。
 
一方、家庭教師会社の場合、万が一トラブルがあっても会社が対応してくれる点が安心です。また、会社ごとに採用基準を設けているので、先生としての教える能力も一定レベル以上あることが期待できます。料金は個人契約より少し高くなるかもしれません（参考：ススムとマナビの家庭教師比較部）。
 
また、先生も学生がバイトとして行なっている学生家庭教師と、社会人が仕事として行なっているプロ家庭教師の２種類があり、プロ家庭教師の方が教える能力が高い分料金も少し高めになることが多いです。
 

オフライン（対面）とオンライン

家庭教師、というと先生が家を訪問するオフラインの形式を想像する方がほとんどだと思います。オフラインの授業は先生との距離が近く、仲良くなりやすいため信頼関係をきずきやすいでしょう。
 
ただ、先生が家に上がるため掃除をしたり場合によってはお茶を出したりといった、保護者さんの負担があるかもしれません。
コロナの影響もあり、最近ではオンライン家庭教師のサービスが増えています。
 
対人に不安を感じているお子さんは、いきなり知らない人が家に来る、という状況よりオンラインの方がチャレンジしやすいかもしれません。対面と比べると、先生と仲良くなるのに少し時間はかかるかもしれませんが、一度打ち解けることができれば後は心配いりません。
 
コロナ対策も不要ですし、先生に気を遣って掃除やお茶菓子の用意などの手間も必要ありません。また、住んでいる地域に関係なく、日本中どこからでも希望の先生の授業を受けられるという点も大きな魅力です。
 

3. 家庭教師の料金相場（小学生）

会社ごとによってかかる費用とかからない費用があるため、まずはそれぞれの会社ごと、コースごとの料金体系について調べましょう。入会金や授業料、交通費、教材費などが発生するところが多いですが、授業料の中に教材費が含まれている場合もあります。
 
小学生の料金相場は、1回60分の授業を月4回受けた場合、月々12,000円から30,000円ぐらいです。1回あたりの授業料は3000円〜5000円のところが多いです。
 
入会金などの初期費用は15,000円〜50,000円とピンキリですが、キャンペーンなどにより無料の場合やもともと入会金ゼロ円の会社もあります。平均すると20,000円前後のところが多いでしょう。
 
これに加えて、教材費や交通費など会社ごと、コースごとに異なる費用がかかる場合もあります。また、学生家庭教師かプロ家庭教師かによっても費用も変わってきます。
 

4. 家庭教師を選ぶときのポイントと注意点

不登校や発達特性への理解があるかどうか

一般的な家庭教師会社では不登校児向けコースや専門の教師などはいないので、不登校の子どもの心理状態や得意なこと・不得意なことなどに関して理解がない人の方が多いでしょう。
 
最初から知識がなかったとしても、保護者さんとのやりとりにきちんと対応してくれ、お子さんの個性や特性についての説明をその後の対応に活かしてくれるかどうかも重要です。
 
先生側のやり方に無理やり合わせたり、既存の学習方法を押し付けたりといったことがないか注意して見ておく必要があります。
 
また、お子さんに発達障害や学習障害の傾向がある場合、授業中なかなかうまくできないことも「やる気がないとか努力が足りないからなどではなく、特性上苦手なことなのだ」と理解して指導してくれる先生の元でならお子さんもリラックスして学べるはずです。
 

子どもを否定しないこと

不登校状態の子どもは、元気そうにふるまっていても内心では自分に対する自信を失ってしまっていることが多いです。
多くの子どもにとって学校は家以外の唯一の居場所なので、「学校に行けない＝自分には居場所がない」と感じてしまったり、「みんなができていることが自分はできていない」という自責の念を持ってしまっているかもしれません。
 
そんな風に自信を失っている状態で、家庭教師の先生に「こんな事もできないの？」や「もっと頑張ろう」などと否定されると自己肯定感がさらに落ちて心のシャッターを閉じてしまうので、褒めて伸ばすやり方かどうかを事前に確認できるといいかもしれません。
 
また、「こんな言葉の掛け方だとやる気が出ます」といった保護者さんからの助言なども受け入れてくれるかどうかも大切です。
 
ここまで、家庭教師を選ぶ上での注意点を挙げてきましたが、お子さんに合ったコースを提供している会社や個人を探して、担当の先生が条件を満たしているか確認して、満たしていなければまた探して、、、と奔走するのはかなり大変ですよね。
 
そこで、おすすめなのが不登校の子ども専門のオンライン家庭教師夢中教室WOW！です。

夢中教室の最大の特徴は、一人ひとりの興味関心に合わせた完全オーダーメイドの授業を行っていることです。

テストや受験のための勉強ではなく、お絵かき、マンガ、恐竜や戦国時代、プログラミングなど、その子が好きなことを深掘りして自信をつけていくための学びの場を提供しています。勉強の習慣づけのため、というよりもお子さんに自信を持ってもらうためにぜひご活用いただけたらと思います。

上記に挙げた「家庭教師を選ぶポイント」を全て満たした教師陣が在籍しているので、事前にチェックポイントを確認するなどの手間もありません。
 
気になる料金ですが、入会金0円、月2回コース7,500円〜、週1回コース14,500円〜とお手ごろなコースをご用意しております。（プログラムと料金詳細はこちら）
 

こちらの記事もおすすめ！
＞＞＞【不登校】家では元気なのに外に出られない理由
＞＞＞【不登校は「甘え」じゃないけど、気をつけたいたった一つのこと