フリースクールってどんな所?【不登校の小学生・中学生向け】
子どもが学校に行けなくなった、もしくは学校に行かないという選択をした時、親としてはどんなサポートをしてあげられるでしょうか。
家での学習を手伝ったり、子どもの話を聞いて悩んでいることに寄り添ったり、スクールソーシャルワーカーに相談して受けられる支援について調べてみたり、さまざまな方法があります。
これからの学習方法や居場所について調べる中で、多くの保護者さんがフリースクールという選択肢について考えてみたことがあると思います。
フリースクールって聞いたことがあるけど、実際どんな所なんだろう…?
費用や学校への出席はどうなるのかな?
そんな疑問にお答えすべく、今回はフリースクールについてまとめてみました。気になる費用や活動内容、出席扱いになるのかどうか、スクールを選ぶ上で気をつけたいことなどご紹介します。
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「不登校専門オンライン教室」が力注ぐ「自己肯定感向上」4つのポイント
2022.09.01 不登校新聞に夢中教室WOW! が掲載されました。
不登校の最大の問題は自己否定 子どもの自己肯定感を育む4つのステップ
<目次>
1. フリースクールとは?小学生から通える?
フリースクールは、不登校の生徒が学校以外で勉強したり友達と過ごしたりできる居場所のことです。運営元はNPOが最も多く、学校法人や法人格を持たない任意団体や個人の方なども運営しています。
小学1年生から通える所もあれば、受け入れる学年を限定している所もあり、スクールごとにさまざまなので事前に調べたり問い合わせた方がいいです。
また、フリースクールと一口に言っても、その理念や活動内容はさまざまです。学校に戻ることを目指している所もあれば、子どもの居場所として運営している所などスクールごとに違います。
また、必ず勉強や学習をする所もあれば、勉強や学習といった時間の設定がなく自由に過ごせる所もあります。活動内容の違いについては次の章で詳しく見ていきましょう。
2. 気になる費用や活動内容
文部科学省によると、フリースクールの費用の月額は平均3万3千円で、1万〜3万、3万〜5万の所がそれぞれ4割を占めます。
また、6割近くのフリースクールは入会金が必要になります。入会金は1万〜3万の所が多く、中には10万円以上の所もあります。
少人数制の所が圧倒的に多く、在籍する子どもが1〜5人の所が約4割で、20人以下が全体の8割を占めています。常勤するスタッフ数は平均2.8人で、1〜5人の所が6割だそうです。
不登校のお子さんは大人数が苦手な子も多いので、少人数制はなじみやすさの点から安心かと思います。
活動内容は、8割の施設が授業形式ではない個別での学習を行なっており、個別学習と授業形式での学習を組み合わせた所もあります。半数のフリースクールが学習カリキュラムを決めており、ほとんどの施設で教科書が使用されています。
職場体験などの社会体験や自然とのふれあい、調理や芸術、スポーツなどを取り入れている施設も多いです(参考:平成27年度 文部科学省調査)。
5教科の学習メインの所もあれば、自然の中で自由に体を動かすことがメインの所もあったり、一般的な学校では学べないプログラミングや探究学習に力を入れている所などさまざまなので、お子さんの興味や個性に合ったスクールを探してみましょう。
スクールの費用やカリキュラムは各スクールのウェブサイトに載っています。下記のサイトには全国のフリースクール一覧が掲載されているので参考にしてみてください。
日本全国のフリースクール一覧(オヤトコ発信所)
全国のフリースクール情報(未来地図)
3. 出席扱いになるのか?
フリースクールは公的に認められた義務教育の機関ではないため、小中学生は元の小中学校に籍を置いたままフリースクールを利用することになります。
そして在籍校の校長が認めた場合には、フリースクールへの登校が在籍する学校の出席扱いになります。
2019年に文部科学省はフリースクールなど学外の施設に通う生徒を出席扱いにしやすくする通知を出しました。「学校に登校する」ということのみを目標にしていた従来の支援体制から、子ども自身が進路を主体的に考え、社会的に自立することを目指す必要がある、としています(参考:「不登校児童生徒への支援の在り方について)。
現在は、指導のしっかりしているフリースクールであれば基本的には出席扱いになる場合が多いそうです。興味のあるフリースクールに直接問い合わせて、通っている生徒が出席扱いになっているかどうか確認してみましょう。
また、中学卒業後の進学についてですが、フリースクールを終了後に全日制高校や定時制高校、通信制の高校や家での学習ののちに高卒認定試験合格を目指すなど、さまざまな選択肢があります。
4. フリースクール選びで気をつけたいこと
入校を決める前に、必ずお子さんと一緒に見学に行きましょう。どんな空間か、どんなスタッフさんがいるのか、どのように時間を過ごすのかなど、スクールによりさまざまで実際に見てみないと分からないことばかりです。
また、スタッフさんに自分の子どもの年齢や特性、状況をしっかりと伝えて、同じような子はいるか、いればどんな風に過ごしているかなど教えてもらうと参考になると思います。
また、保護者さんがとても良いスクールと感じる場合でも、お子さん自身がそのスクールの雰囲気を気にいるかどうか、行ってみたいと思えるかどうかが大事です。1つとはいわず、お住いの地域で通える距離のスクールをいくつか見学してみるといいかもしれません。
もしお子さんが、家では元気になってきたけど外の居場所に出かけていくのにはまだ気持ちの準備ができていない、という場合には、家にいながらにして外の世界とのつながりを持てるオンライン家庭教師がおすすめです。
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「学校が合わなくても人生は面白い」と感じて一歩踏み出せるような出会いをつくっていきます。
授業は講師1人、生徒1人のマンツーマン体制ですが、希望する生徒さんには2~5人程度の少人数で特定のテーマを学ぶスタイルの「少人数制ゼミ」もご用意しています。海外生活やお仕事体験、わかりやすく学ぶお金(経済)の話など、1対1の授業ではなかなか体験できないプログラムとなっています。
夢中教室に参加する中で少しずつ自信がついて保健室登校にチャレンジしたり、フリースクールに通い始めた生徒さんもたくさんいます。
夢中教室の授業についてもっと詳しく知りたい方は、ぜひ一度オンライン説明会に参加してみてください!
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