【不登校】子どもが家にいて「暇だ」と言い始めたら?

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不登校の子どもが暇だと言い始めたら

「子どもが不登校になってからというもの、本人の意思を尊重してゲームをしたりずっと寝ている様子をそっと見守ってきました。最近、家にいて暇だ、つまらない、と言うんです。外に出かけるのもフリースクールに行くのも嫌だと言うし、どうしたらいいのかと思って…」

夢中教室WOW!では、こんな相談を親御さんからよく受けます。

「暇だ」という言葉は、不登校になったばかりの無気力状態から、徐々にエネルギーが貯まってきた証拠です。でもここでいきなり、階段を何個も飛び越えてしまうと、またエネルギーを失って殻に閉じこもってしまいます。

今回は、「暇だ」と言い始めた時に子どもはどんな状態なのか、どんなことを求めているのか、そして親がサポートできることについてご紹介します。

この記事を書いている「夢中教室」ってなに?
夢中教室は伴走型コーチングプログラムを行う不登校のためのオンライン家庭教師です。
話を聞き受け入れてくれる「伴走者」と一緒に、テスト勉強ではなく、一人ひとりが持つ「好き」を通して自己肯定感を高めるプログラムになっています。
>>>夢中教室の詳しい内容はコチラ
【メディア掲載】
2022.07.19 Yahoo ニュースに夢中教室が掲載されました。
「不登校専門オンライン教室」が力注ぐ「自己肯定感向上」4つのポイント 

<目次>

  1. 「暇」だけど新しい環境はハードルが高い
  2. 子どもが求めていることとは?
  3. 親がサポートできること

1.「暇」だけど新しい環境はハードルが高い

 

不登校になったばかりの頃は、1日中布団にこもっていたり、部屋から出てこなかった子どもも、時間の経過につれてリビングでだらだらする時間が増えたり、家族と会話を交わすようになってきたのではないでしょうか。

ゲームばかりしているけど、特に熱中している様子もなく「暇だな〜」とか「つまんないな〜」と口にしてはいませんか。

「暇」という言葉は子どものエネルギーが溜まってきた合図です。

自分だけの殻にこもっている状況から少し抜け出し、家族や周りの人たちと自分を比べて自分が何もしていないことを自覚したからこそ、口にする言葉かもしれません。

自分の状況を客観視するだけの余裕が出てきて、「今の暇な現状から何かを変えたい」という前向きな姿勢のあらわれです。

親御さんの気持ちとしては、「もう少ししたら学校に行けるかも」とか「今ならフリースクールに行けるのでは?」とか、色々な期待や希望が渦巻きますよね。でも、ここで焦って子どものペースに合わない提案をしてすると、拒絶されてしまいます。

では、「暇だ」と言い始めた時の子どもはどんなことを求めているのでしょうか?

2.子どもが求めていることとは?

この時の子どもの心には、「新しいことをするのがこわい」という気持ちと「今の生活を何か少し変えたい」という気持ちがせめぎ合っています。一歩踏み出したいけど、その方法がわからずに苦しんでいる、そんな葛藤のある時期でもあります。

不登校の状態は、学校に行く/学校に行かない/フリースクールに行く、などときっぱりと線引きできるものではありませんが、5つのステップがあると言われています。

①行き渋りが始まり、
②部屋に引きこもったり登校拒否が本格化し、
③徐々にエネルギーが溜まっていき、
④保健室登校やフリースクールなど「外の居場所」に行くようになり、
⑤安心して次の人生のステップに進めるようになります

こうしたフェーズは人によって期間・深刻度はバラバラで、そのフェーズを行ったり来たりすることもあります。

家にいることが「暇」と言い始めた子は上記のステップの3つ目の「安定期」にいます。安定期とはいえ、まだまだ家族以外の人と接したり、新しい場所へ行くことへの不安はあります。子どもが今の時点でどこまでは無理なく挑戦できて、どこからはまだ難しいのか焦らずに見守ることが大事でしょう。

そして、安定期の後につづく始動期では、今の環境から一歩踏み出す行動を移せるようにまで回復していきます。必ずしも学校に戻ることだけが選択肢ではありません。復学、フリースクールや習い事、ホームスクーリングなど色んな選択肢の中で、子どもの「やりたい」という気持ちを尊重できる道を選ぶ事がとても大切です。

3.親がサポートできること

不登校状態の子どもにとって、家の外に出て新しい環境で何かを始めるのとても勇気がいることです。不登校の子どものうち、フリースクールに通えているのは全体のわずか3%と言われています。(参考:不登校のほとんどがフリースクールに通わない3つの理由

外に出る壁が高いのなら、壁に一段ずつ登れるように階段をかけてあげることが大切です。

最初のステップとしては、家の中で新しいとりくみに挑戦できる機会をつくることがいいでしょう。子どもにとって興味のあること、好きなことだとなおさら挑戦へのハードルが低くなり、始めやすいです。一緒にYouTubeを見ながらお菓子を作ってみたり、子どもが好きな恐竜の本を図書館で何冊も借りて来たり、そんなことでもいいかもしれません。

また、スマホやパソコンさえあれば、簡単に外の世界と繋がれる世の中になりました。少しエネルギーが出てきて暇を感じ始めた子にぴったりなオンライン教室が夢中教室WOW!です。

夢中教室WOW!

夢中教室WOW!は不登校の子のためのマンツーマンのオンライン教室です。教室、といっても一般的な学校での授業とは異なり、また塾のように受験のための勉強をするのでありません。

恐竜や戦国時代、お絵かき、マンガの話など、その子が好きなことを深掘りして自信をつけていく、フルオーダーメイド授業を行っています。
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この【オンライン×マンツーマン×好きなテーマ】という一見変わったスタイルの授業を行なっているのは、家から出るのがハードルが高い不登校の子どもでも体感できるようにするためです。

子どもと先生の一対一の授業なので、一人ひとりのペースに合わせてゆっくりじっくり、無理のないスピードや内容で一回一回の授業を組み立てる事ができます。

「不登校の子ども」という言葉ひとつでくくられてしまいがちですが、子どもたちの置かれた状況や不登校になった原因はさまざまなので、幅広い視野でその子に合ったアプローチを取ることが大切です。だからこそ、夢中教室はその子の「好き」に合わせて授業をイチからカスタマイズしています。

安心できる家の中で「好きなこと」を体験することができれば、その後は「好きなこと」に関連する人や環境に出会う一歩を踏み出しやすくなります。

1回60分の授業が、3回無料体験できるので、ぜひ体験授業に参加してみてください。子どもが前向きになって一歩を踏み出せるようになった、というお声もたくさんいただいているので、お役に立てるかもしれません。

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