【先生インタビュー】榎戸有以子


プロフィール

早稲田大学第二文学部卒。2003年、大学3年の夏に戦禍のイラクへ赴き、被害を受けた現地の子どもたちとともに音楽のワークショップなどを行う。2008年にタイに単身移住。ジャズ歌手として活動。子ども3人の母で、子どもたちは不登校を経験。現在はHSP(生まれつきの繊細特性)を広める活動をしながら、「PAKCHI WORLD」という名の「自分を表現する場」を運営して、「心」「アート」「教育」の3本軸で表現サポートのお仕事中。歌手・弾き語り・作曲・絵を中心としたアートを行うとともに、ラジオや新聞などにも登壇。

特技・専門分野を教えてください!

特技は外国語です。耳で聞いた言葉を発音するのが得意で、英語もいくつかの国の特徴的なイントネーションを真似できます。(インド・タイ・日本など)
学生時代は、翻訳・舞台表現・英語ミュージカル・文学を学びつつ、教育学部にも同時に参加して児童心理学や発達心理学、児童文学を学習しました。最近では神経のはたらきについても学びを深めています。何事も言われたとおりにやるというより、自分のアレンジを加えるのが得意です。

趣味・ハマっていることはありますか?

海でおもしろい形の流木を拾ってきたり、親戚の竹やぶで竹を切ったりしています。DIYが好きで、楽器を作ったりもします。
烏骨鶏(うこっけい)を2羽ペットで買っていて、彼らのお世話と観察も愉快な日課です。あとは自然の中のバーベキュー。荷物を用意したり、片づけたりするのが億劫なので、最低限の材料だけもって、現地の自然の中で石や枝など調達して完結できるようなシンプルな楽しみ方が好きです。焚火をしながら絵を描いたり、ウクレレ弾いて歌ったりします。

夢中教室で先生をしようと思った理由を教えてください!

1つには自分自身が、不登校の子どもの親として当事者だったことが挙げられます。親子ともに居場所を失いかけた経験があるので、乗り越えた今の自分としてサポートをさせていただきたいと思いました。
2つめは、「夢中教室」の理念そのものが、自分の考えてきた教育の本質とかなり重なっていたためです。
かねてから「教育とはどうあるべきか」を問いかけていますが、内容とペースと熱量には個人差があるという課題に必ず行き着きます。
「夢中教室」にはこの課題をクリアする根拠がありました。
教育が教育にとどまらず、人として自信をもって自己表現と自己受容につながっていることが、夢中教室に参加させていただきたいと思った最たる理由です。

先生になってみて、実際どうですか?

はじめ緊張で顔がこわばっていた生徒さんが、回数を重ねるにつれて、明らかに表情の変化が見られた時に、えもいわれぬよろこびに包まれました。
大事なことは、すべてが「安心感」からスタートしている、ということだと実感しています。
心を開いてもらうには、まずは私の方から自己開示が必要です。そのため、「正直であること」と「誠実さ」、それから「在りのまま」が何より大切だと意識するようになりました。
お互いが安心したところから、急にアクセルが踏み込めるような体勢になります。学びはその時点からスタートするのだと思っています。
「本来、安心感のあるところでしか、人は学ぶことができない」。つくづくそう感じるようになりました。

これからの意気込みを教えてください!

夢中教室は、「教える」➡「学ぶ」という一方通行型教育ではなくて、「一緒に伴走する」ということが特徴だと感じています。
お子様のポテンシャルが高まっていくのを見るだけでなく、それを共有させていただくことで自分自身も発展していくイメージがあります。
これからも、どんな豊かな色味のグラデーションを持った子と出会わせていただけるか、楽しみですし、自分自身も外に出て、愉快なネタを仕入れてきたいと思っています。

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