【2023年夏休み明け不登校調査結果③】「学校や教育委員会・民間機関に求めること」への自由記入回答(全167件)

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不登校専門のオンラライン教室「夢中教室WOW!」は、SNSでの発信・NPO法人キーデザイン「お母さんのほけんしつ」の協力のもと、不登校・行き渋り経験をもつ保護者を対象に「夏休み明けの子供の行き渋り調査」を行いました。

236名の保護者が回答し、251名の子どもについての回答が集まりました。

・調査期間:2023年9月15日〜2023年9月27日
・アンケート項目:選択回答9個、自由記入3個

この記事では、自由記入の質問②「学校や教育委員会、あるいは民間機関に対して、改善してほしいこと・必要としていることがありましたらご記入ください」への保護者さまからのご回答を全て(全167件)掲載しています。

たくさんのお声をいただけたこと、この場をお借りして改めてお礼申し上げます。

自由記入質問②「学校や教育委員会、あるいは民間機関に対して、改善してほしいこと・必要としていることがありましたらご記入ください」への回答(全130件)

教育委員会は子供たちはもちろんのこと、学校現場や先生の今置かれている現状を沢山知ってほしい。

子どもたちが主体的に学び合い、生徒と真摯に向き合ってくれる学校

学校と教育センターの繋がりが希薄で、バラバラな対応だったり、同じ説明を何度もしなければならず疲れる。せめて、統一した書類を渡すだけで済むといい。
また、学校は人数多いため全ての希望は叶えられなくとも、行きにくい児童の要望は多めに叶えて欲しい。また、年度変わる際に先生同士の配慮なんかより子供が楽しく学校行けるよう情報共有や指示はしっかりしてほしい。不登校の児童と一括りにしないで、個人のスタイル、特性をしっかり見て対応してほしい。

民間機関には、全国統一で24時間無料で繋がる相談先が欲しい。県によって時間制限や有料が多く使いにくい。

古民家などで何才でも自由に出入りできて、大学生くらいのお兄さんやお姉さんもいて、フォローできるスタッフがいて、普通の遊ぶ環境の中で話ができる場所、落ち着く場所、親子で行って時間がかかっても雰囲気に慣れて自ら入ったり誘ってもらったりできるようになったり(中学高校でも)、そこに預けて母が1人でもゆっくりできる場所が欲しい。月1や市町村によっては全くなかったりするので、どこに行っても同じ支援が受けられる環境になって欲しい。

学校にはオンライン授業が常に受けられるようにしてほしい。自由に出入り可能だといい。
学校内の別室に登校しても自習のため、行く気がおきない。

不登校の子が穏やかにいられる場所を学校につくってほしい。
フリースクールに補助金など費用を安くして少しでも繋がりやすくしてほしい。

経済的負担。学校以外の学び場でも義務教育期間は助成をして欲しい。
当事者の親にも精神的なサポートをして欲しい

教育センターの利用予約がなかなか取れないこと

先生対応への不満点などを保護者が伝えらる投函ボックスなどを学校に用意して欲しい。先生だからと、必ずしも正しいわけではないと思うので。

様子を見ましょうと言われるのが一番辛い。
効果があると思われることは、知りうる限り教えてほしい。

障害特性により、手立てがないとの理由で登校をさせて貰えない義務教育とは。

不登校の子にカウンセリングを受けやすくして欲しい。親も一杯一杯の事が多いので、聞いてもらえるだけでも違うと思う。

個人を大切にしてほしい

フリースクールなどに行く場合、補助金がでるようになると行きやすい

子供を学校に戻すことを目的とするのではなく、それぞれの子供が生き生きと過ごせることを目的に、不登校家庭と接していただけると有り難いです。

飛び級をゆるして欲しい。
子供が学校に行かなくなった理由の一つに勉強が簡単過ぎるというのがありました。
子供のレベルにあった教育を、選べると良いのですが。
下の弟も小学2年生ですが学校の勉強が簡単すぎてつまらないと言っています。
あと他の子の失敗を連対責任で怒られるのも納得いかないと子供2人とも、言っています。
好きな選択科目が選べるとか子供の自主性に任せた教育になると不登校の子も減っていくのかなと思っています。

コロナも明けて期末テストを受けられなかったのは3人だけと学年保護者全員の前で言われた。わざわざそんなことを言うなんて、その中に我が子が入っている苦しみを分かってもらえていないのだと、死にたい気持ちになった。未だに、学校に行けないことが悪であり、怠けているという認識があるのだと思った。教師全員に不登校についての認識をアップデートして欲しい。

公的な所は1ヶ月に一度など予約が必要でいつでも気軽に専門機関に相談が出来れば嬉しいです。

担任の先生は親身にはなってくれてると思うが、学校全体的に通信制高校の情報が少なく、学校からもらう資料等が全て全日制の高校のためあまりタメにならないと思う。できれば通信制の情報も全日制と同じくらい情報があればありがたい。

手取り足取り情報を提供して欲しい。

学校関係は相談しても話は聞いてくれるだけで、適応教室、別室など、提案はしてくれるがそこに辿り着けない子もいる。

それぞれ状況が違うので、親と子供も同時にサポートが必要です。場所を作るだけで満足しないで欲しい。うちは転校からの不登校で、私も友達も居なくて、暗闇に入りました。娘も。

今はTwitterで支援者を見つけて娘ともコミニケーションとってくれて、私もどう言うふうにしていけばいいかアドバイスをもらい、動かしながらやっと、塾に行くことになりました。塾やフリースペースにも金銭的に補助が欲しいです。都内ですが、フリースクールならありそうですが、実際2万くらいの補助がされるようですが。それ以外は親が見つけてなんとかするしかないです。

専門家が居ても実際、身内で体験してないと、この気持ちはわからないので、できることが限られてくると思います。きけんを犯してまでも、責任とれませんから。最悪、自殺ということになりますから。追い詰めると。

学校・教育委員会には、不登校のことを学んで受け入れて、教育確保法やCOCOLOプランのことを身近な事に感じて欲しいです。
今登校できている子どもの保護者にも、「学校に行きたくない」と子どもが言ったときの対応を伝えて欲しいです。
民と官が対立せず、協力しあえるといいと思います。

不登校になった場合に学校以外の選択肢に何があるのか分かりやすくして欲しい。管轄で区切るのではなく提携して情報共有して欲しい。毎回伝えるのが億劫。

学校外で過ごせる場所、学べる場所についての情報を一括して得られる場所があると良いなぁと思います。

学校はマニュアル通りの対応しかしてくれず、せっかく部活だけでも行きたいと言う気持ちがあっても部活に出るなら少しでも授業に出るようにと何度も言われ、余計に心を閉ざしてしまいました。担任の先生にはもう少し子供が信頼できるような会話をしてもらえたらと思います。

学校と適応指導教室の協力がないので改善して欲しい

学校には 不登校、行き渋りになっている子供の気持ちを先生がもっと理解するよう勉強してもらいたい。当時小4の担任には心ない言葉に親子共々、たくさん傷つけられました。

そして不登校という言葉をなくしてほしい。

このネーミングが悪すぎる。もっとポジティブな言葉に変えれないものか。あたかも悪いみたい

後は学校以外に学べる公的な場所を沢山増やしてほしい。民間のフリースクールは高すぎるので国がもっと補助金を出すべき。

名古屋市の話ですが、適応指導教室の見学だけで1ヵ月待ち、通うまでに3ヵ月も待ちました。
この現状を教育委員会はどう考えますか?
不登校は増え続けています。早急に対処すべきです。

子どもの信頼できる人が親以外に欲しい

心理士、ケースワーカーさんを増やしてほしい。相談したい時に不在だと更に落ち込んだりする。学校からも、休みたいときは無理せず休ませてあげてと堂々と言ってほしい。大丈夫だからと言ってほしい。

1クラス生徒数の少人数化、先生方への不登校・行きしぶり等についての知識を深めていただく機会の提供、学校を先生と生徒の閉鎖的な環境から地域の方にもっと関わってもらう等開けた場所へ進化してほしい、制服(強制)の廃止、フリースクール利用費用の負担源の実現。

学校以外の居場所、多様な学び方。また、そういった情報を得やすくしてほしい。

教育センターの教育相談や学校のスクールカウンセラーへの相談は、年度途中には空きがないと言われ、何週間も先しか予約できず、相談するのを諦めました。

私学は、救済措置がなくキツイ

担任と会う機会が少ないため、学校での様子が分からない。こちらがアクションを起こさなくても、学校での様子を聞かせて欲しい。そのために不登校の生徒に限っては親と担任がコミュニケーションを取れる場所、時間が欲しい。

オンラインで授業を受けられるように検討して欲しいと何度か話していますが、一度も実現していない点はとても悲しいです。

学校以外の居場所や、ホームワークなどが知られると良いと思います。

日本の学校は夏休みに宿題を沢山出しすぎると思う。宿題に追われて休みを楽しめない、また宿題が終わっていないため、9月からの行き渋りが始まってしまう。

高校生の相談場所や、居場所がなくこまる。小中学生までは、未成年なので色んな支援があるが、高校生や、18さいこえると学校も義務教育でないため、支援もない。通信制といってもスクーリングを県外にいかなくては、ならなかったり、
行事もスクーリングの
単位だったりとハードルが高い気がします。

我が子の学校は配信授業を家で受けても出席扱いにはならないため、休みが多くなることで進学にどの程度影響するのか、親としてとても気になる。

登校できない日に、家で受けた配信授業も出席としてみとめてほしい

私立のため学校に来れば対応します。という姿勢のため、学校からのフォローもほとんどない。
カウンセラーも学校に行かないと連絡が取れずどこに頼ったら良いのか路頭に迷ってしまった様に感じる。私立学校でも学校と連携して行政で対応してほしい。

教育の選択、無料化 グレーゾーンの子への支援 

自治体・学校・教師によって理解や対応が異なるのは不公平だと思う。特に教師については、その方の経験に基づいて対応されているように思う。研修等で理解や対応方法をある程度共通のものにしてほしい。(いまだに、無理にでも連れてくるよう言われるケースも聞きます。)

私自身はそうなのですが、相談する場所へ出かけることもままならない時がありました。
不登校の子がいる家庭に相談員が訪問するといったことができたらいいな、と思います。
電話やメールで相談もしたりしましたが、なんとなく自分は1人で闘っている気分です。
具体的に相談する時間ではなく、子供の様子を一緒に見てくれるだけで負担が減る気がします。

子供の居場所、親の会など苦しくても自分で探さなければ、情報を得られなかった。居場所マップが出来ていたら、どんなに心が救われただろうと感じる。

オンライン授業をしていいほしい。
長い間学校に行けていないので行ける全日制の高校が無い

フリースクールをもっと増やしてほしい、学校でのオンライン配信をやってほしい。不登校気味になっていても。学校は放置です。

もう少し気軽に相談出来る場所があればと思います。

学校には身だしなみ検査や多すぎる課題の提出など何のためにあるのかわからない決まりごとが多い気がしています。
多すぎる課題よりも丁寧で興味が持てる授業、子ども達が自分で決めて出来ることを増やして欲しいと思います。

発散口になるだけではなく、関わって欲しい

不登校支援校特例校(公立並の小学生、中学校)を安い料金で利用できる場所を増やしてほしい。私の住んでいる札幌市は特に。家の近くでないと通いたくない子もいるから、中央区の地下鉄など交通便のよい場所に。あとは、時々登校したいときに都度払いでも可なような給食提供の仕組みだったり給食費を払わなくてよいような支援を考慮してほしい。ただでさえ通常のように働けなく、更には出費も増える不登校のサポートする側。行けない理由があり悩んでる本人もいるので、やはり怠けではないのかな。と。そんな息子をどうにか復学させたいと思うのですが、そのためには遅れた学習を塾や家庭教師、フリースクールなどの力を借りてどうにか追いつけたらと‥検討色々考えます。心理カウンセリング。なども‥。でも、いずれもお金のかかること。また、発達の凹凸があることも知能検査での差でわかり、通級指導教室も利用できたらと思いましたが、概ね通学できている子という条件があるようだし、各学校にあるわけではないので、やはり車のないお金のない家庭には敷居が高く、かつ、出席日数などを条件にさせられたので、我が子はその教育も受けられない子になってます。義務教育の意味がわからなくなりました。行かせたいのに活かせれないジレンマ。不登校児に優しい社会になって欲しい。コロナが流行らなかったらこうならなかったのでは。とか、日本の高度経済成長のためのデジタルゲームの進歩のため‥昔の我々の時代よりどんどん子どもたちの学習環境のいいとこ悪いとこに差がはげしくやはり、物価高で子供が我が家もそうですが3人いて必死で働かないと生きていけない社会。
必死で稼ごうと両親共働きせざるを得なく子供にさみしい思いをさせてしまったのかなとか‥色々と社会みんなで考えてほしいと思います。
生活保護を受けられて働かないでも子育てされている家庭‥など学校には色々と楽して生きられている方もいっぱいいるんだなと感じたりします。中途半端に時間外労働一ヶ月100時間近くしてどうにか生計を立ててる我が家で、それで中途半端に就学援助なども受けられない年収‥。なんかバカバカしくなります。
私も鬱になり休職しました。転職し正職員ではなくなりました。収入大幅になくなりました。それでも生きていかないといけません。不公平な世の中だなと。

授業は受けたいが、人が怖いので、オンラインで授業配信をして欲しい

認識のずれがある

学校の先生自体が、子供目線ではなく、学校目線、教師目線で物事を進めすぎのように思います。

学校に在籍している間に何とかしようと思ってくれるのも本当にありがたいのですが、子供にとって無理があると、結局後に響いてしまう気がします。
また、学校第一主義の先生がまだまだ多く、学校以外の居場所を容認しない先生や、また、学校に行けない子が甘えてるだけだと思い、せっかく登校したのに、嫌味を言われて傷ついて帰ってくることもあります。
忙しいことも、様々な生徒がいて、大変なことも少しは理解しているつもりですが、どうしても子供主体ではなく、相手の立場にたった対応をしてもらっているようには思えません。
子供相手でも、仕事なのでイライラをぶつけることなく対応してもらいたいです。
何も特別扱いをしてもらいたいのではなく、自己肯定感を完全に下げる言葉を、対応を、しないように、前を向いて生きていける対応をしてほしいだけなんです。
そういった対応を学校全体の共通理解として持っていただける、研修していただくだけでも違うと思います。
現在、中3です。
小5からで転校後の不登校でした。子供は一回ぐらい、中学でも楽しく通ってみたかった、と言ったことがありました。学校に不信感を抱いての不登校でした。
私も笑顔で通わせてあげたかったです。

教室に行くことや毎日の登校(時間割をこなすこと)が辛くなった時に、自分のペースで過ごせる場所が学校内にあれば良いなと思います。

不登校でプリスクールを利用する場合の費用を県や市で支援してほしいです。子供が不登校で母子家庭、仕事が思うようにできません。

結局、どこに行けばいいのかわからない。
学校も心配していると口では言うがアクションが見られない。本人の好きな様にさせるのが一番と言うがやはり手放しにしておくと、一日中ゲーム機と睨めっこで不安でしょうがない。

不登校の子が参加できるボランティアがあったら良いなと感じてます。
どこか平日の日中にお茶でも飲みながら集まれる所があり、親も気軽に交流できる場所が近所にあると悩みを共有できて親の心が軽くなるのかな。

特になし

学校という環境がどうしても合わない子は少数ですがいるのは事実です。そして不登校はお金がかかります。そのような子たちへの経済的な補助をお願いしたいです。

もっと市民の意見を取り入れて欲しい
子どもは行政の支援場所には行きたがらないので、もう少し利用しやすい改善をしてほしい 利用するまでに、踏まなければならない手続きが多すぎるし、利用する時間が限られている

早期の段階で思春期専門の精神科に診て頂きたかったが、中学校経由教育委員会からのルートでなければ受診出来ないという現状。
スクールカウンセラーも不登校初期の段階ではほぼ繋がれなかった。

学校以外の居場所をたくさん作って欲しい。フルタイム共働き家庭の不登校児は放置せざるを得ない。
また、地域差があると思うが、全くIT化されていない。不登校は放置。
何の為のタブレットなのか、不満。

せっかくコロナなの時期にオンライン授業が受けれるようになったので、そのまま不登校の時にもオンライン授業を受けれるようにしてほしい。

高校の授業料無償のように、不登校児を持つ親への経済的支援を考えて欲しい

早く動いて欲しい 教育の機会を均等に確保して欲しい

午前中の居場所。
近くに安心できる場所があったり、居場所までの行き帰りの支援があると嬉しいです。

スクールカウンセラーの勤務日を増やして欲しい

学校はありがたいことに、とても理解があり手厚い対応をして頂いています。ただ不安な親に対して手を差し伸べてほしいです。

何故、学校へ行くのか
何故、勉強するのかを
もっと明確にしっかりした軸を
共有して欲しいです。特に先生に。

子どもの権利を保障すること、安全に登下校できるように送迎や登校班などの柔軟性を持たせてもらえると良いかと思います

先生方の負担が大きいように思う。もっと教育にお金かけたほうがいい。お給料増やして先生を一人でも多く増やしてほしい。1クラスの定員を20人程度に減らしたらどうか。1クラス30人とか多すぎる。

学校以外の居場所を幅広く作って欲しい。不登校になる前、まだ元気が残っているうちに学校へ行く以外の支援が欲しかった。

高校入試の内申書をなくしてほしい。こどもがやり直しがきくようにしてほしい。

行事の際などは連絡してほしい。現時点で相談機関が初回は親のみのところが多い。共働き世帯でまた預けられそうな公的支援には発達障害の疑いで断られている。預け先、もしくは相談機関でどうにか場所を用意していただけるようにしたい。

不登校のほとんどの子が家から出られないか、家で過ごしている事をきちんと理解しそのままの状態でも家族が経済的に安定して暮らせる支援をお願いしたい。
早急に学校のシステムを変えていってほしい。

登校することがスタンダードという考え方をやめてほしいです。

公的教育なのだから、学校に居られない子を追い出すのではなく、みんなが楽しく学校にいけるようにせめて低学年には優しくて授業が楽しくできる先生を置いて欲しい。脅され怒鳴られを毎日されるのはやってられない。子供側は先生が選べない。

今年度から、担任の先生、スクールカウンセラー・スクールソーシャルワーカーの先生、児童精神科、習い事、放課後等デイサービスと、本当に良い先生方に恵まれてありがたい環境の中で工夫して生活できています。
以下、国の政治にお願いしたいことです。国への要望は今回対象外かもしれませんがダメ元で書かせていただきますことご容赦ください。長文失礼致します。
不登校についての要望とは枠が少し逸れますが、無関係ではない、むしろかなり関係がある事と思われますので、以下に2点要望を述べさせてください。
①児童に対する教員の数を改善してください。「名案はない」とおっしゃいましたが、給料を上げる以外何があるのでしょうか。
児童35〜40人に教員1人は、無理です。
色々な特性を持つ子が多く在籍しており、騒然たる教室の中で、先生も子ども達も疲弊しています。
1〜2年生の時はオンラインで参加させていただいていましたが、先生達は女性男性問わず声を張り上げ、子ども達を毎日怒鳴り上げていました。オンラインでも、隣のクラスからも怒鳴り声が響いて驚いたほどです。
学校の廊下に虐待についてのポスターが貼ってありました。「怒鳴ること」も立派な虐待行為として、もちろん掲げてありました。
教員の数が増えれば、子ども達にしわ寄せが来ることを防げ、それぞれの子ども達が学校に通いやすくなります。
先生も子ども達も本当に可哀想です。
どんなに志をもった良い先生でも、35〜40人を1人で束ねるのは、無理です。
ちなみに娘の学年は1クラス30人以下です。それでこの現状です。
「努力すればできる」というなら、そんなに高い能力を持った奇跡の先生を、全国の全クラスに1人ずつ、担任として用意できるでしょうか。それほどの、教育や高待遇が、一人ひとりの教員に用意されているでしょうか。用意されていたとして、35〜40人を一片に見るのは、無理です。
「言うことを聞かない子ども達が悪い」というなら、それも無理です。特性があり、そうしたくてもできない子も多いのです。
加配があればと言うかもしれません。では加配の先生の数を充実させてください。
教員不足について、「さほど深刻な話ではない」と捉える識者や政府関係者の方もいらっしゃるとも他の記事で読みました。
どうか現場の毎日の「実際」を知ってください。ご自身のお子さん・お孫さんのたった数回の畏まった非日常の授業参観や、ご自身の小学生時代の記憶で「知っている」と、どうか思わないでください。「実際」は全然違います。先生と子ども達をどうかこれ以上苦しめないでください。お願いいたします。
②2年生の「生い立ちの授業」は、どうか学習指導要領から外してください。親が居ない子、養子縁組の子、里親の子、被虐の子は、何週間何ヶ月も続くあの授業の中で、どんな顔をして過ごせばいいでしょうか。そんな冷たい仕打ちをしてくる学校には、行きたくなくて当然でしょう。「配慮」とは何でしょう。「写真がないなら絵を描いて」という残酷な対応が、果たして「配慮」でしょうか。他のみんなが嬉しそうに自分の赤ちゃん時代の抱っこされた写真を見せ合う中、1人だけ、自分が赤ちゃんの時の、覚えてもいない架空の絵を描く時の、惨めさ、寂しさ、悲しさ、疎外感、劣等感、自己嫌悪が、想像できるでしょうか。本当は虐待されて抱っこされた記憶もない子が、偽って幸せそうな家族を描かないといけない時の気持ちはどんなものでしょうか。
親のいない子、被虐の子に、「名前の由来や生まれた時のエピソード等の親へのインタビュー」「母子手帳を見ながら」「親への感謝の手紙」を、傷付く事の分かっている子どもの小さな心を無視して見て見ぬ振りして当たり前のこととしてやってしまう授業とは何でしょうか。小学2年生に、こんな残酷な世界線を見せて良いのでしょうか。
犯罪を犯す多くの青少年は、家庭や生い立ちに問題を抱えています。犯罪は悪いことだと言う前に、義務教育からこうして、その子達の心をズタズタに傷つけ、反社会的意識を芽生えさせてやいないでしょうか。先に傷付けたのはこちら側なのに。相手は小学2年生の、本当にかわいいかわいい、何の罪もない子どもたちです。
次回の指導要領改定の際に、どうか外してください。

さまざまな学びの場の整備と、家庭への支援

学校のカリキュラムやルールをもっとゆったりと自由にしていただけるとありがたいです。何事も頑張らせるという環境が合う子もいるでしょうが、一律に頑張りを求められることで参加できなくなる子供もいるし、普通に行っているようでも酷く疲れている子供も多いと感じます。先生方が叱らざるを得なくなる状況を減らすためにも、イジメを減らすためにも、学校や授業の「頑張って〇〇すべき」を減らしていってはと思います。学校だけでなく、社会全体に言えますが。

本人に専門家がアプローチしてもらえたらありがたい。

・各家庭に金銭的な支援がほしい。もしくは県内の教育関係に使えるチケットがほしい。
・子ども食堂といった第三の居場所を増やしてほしい。
・学校の雰囲気とは異なる居場所(遊べる場所、学べる場所、新たな価値観に触れられる場所)がほしい。
・通信制高校の先生からノウハウを学んでほしい。
・子ども自身の意見を聞いてあげてほしい。
・先生と児童という立ち位置ではなく、対等にコミュニケーションをとれるところから。
・海外へ視察へ行き、新しい価値観に触れる機会を。
・イオンといった大手ショッピングセンターと協働事業を企画してみるなど、教育関係者以外の視点の取り組みもしてほしい。
・「この子は〇〇」って決めつけないでほしい。
・学校に行けないなら、放課後等デイサービスを居場所として勧めるのは、違うと思う。
・「親として落ち込むこともある」と伝えたら「どこの診療内科へ行ってるんですか?うちはよくそこからの紹介で子ども来るんですよ」とあうようなデリカシー無いような言い方をやめてほしい。
・「あいつら(居場所の卒業生)は、生活保護で生きてるんで。ずるくない?」というような差別的な言葉を言わないでほしい。
・「通信制高校に通ってる子がいてな、お前の家の夕食がだんだんと品薄になっているのは、お前が高い通信制高校通ってるから」というようなエピソードを披露しながら、定時制高校を勧めてくるのは人権的にどうかと思う。

1学年の人数が80人未満だと2クラスになる決まり事により、79人で2クラスになり先生のキャパシティを越え、児童の声を聞くどころか、先生に全く余裕がない。子供たちのことを思うならまず、先生に余裕を作る施策を。

学校以外の選択肢の情報が学校から得られるようにしてほしい。学校以外の場所をもっと利用しやすいように整備や補助をしてほしい。

不登校から3年経ち、クラスに戻りたくなってきたのですが、その間勉強はほとんどしてないし、友達とも関わっていません。
この溝を埋める為の何かが欲しいです。

予約が取れにくい。利用したいときにすぐ利用できるようにしてほしい。

不登校が増えてきているので、専門的な知識を持った先生が増えるといいです。

不登校に全く理解がない先生が多く、担任がまさにそうで、お母さんに甘えてるだけなので無理矢理連れて来てください!来たら楽しそうにしてるので!と圧をかけてくること、休むというと、甘やかさないほうがいいというニュアンスで説教まではいかないけど、いろいろ言われてうんざりするので、教育に関わる全ての大人に、不登校についてしっかり勉強してもらいたいです。

居場所づくり、ITの活用。

学校はじめ、公的機関に思うことは、なぜどこの組織も子供に向き合おうとしないのかということ。その時だけ丸く収めるようなことを言い、継続して問題と向き合ってくれるような人、機関には出会ったことがない。形だけの不登校対策でうんざりするし、絶望する。

オンラインの活用など自宅にいても学べる環境をもっと整えてほしい

私学のため、出席日数を厳しく問われます。休ませてあげたいのに行かなくてはいけないという狭間で葛藤するので、中学(義務教育)の期間は免除してほしい。

フリースクールなどの利用に費用がかかる為、今はどこにも通えていません。助成金などがあれば利用したいと考えている。学校に対しては、画一的な体制に限界を感じている。息子は感覚過敏で誰かが大声で叱られている・みんなと同じ事ができないと叱られる・連帯責任・など苦手な事が多く、萎縮したりクラスの活動に馴染めない子は弾かれると感じている。

子供と一番長い時間接するのは親なので、子供のやる気が出る接し方、勉強を教えるコツについて教えてもらいたいです。

欠席や遅刻が嵩まない、将来の選択肢が狭まらない仕組みが欲しい。
専門家のカウンセリングの働きかけなどもしてもらえたらありがたい。”
学校は通っている子供のことで精一杯。不登校の子供に 来てね、とは言うが手を差し伸べることはない。

居場所を増やしてほしい
クラスにいられないと、廊下、相談室、保健室は1時間のみ、使ったことはないけど、、
学校についていけないというかペースが合わない子が過ごせる場所がほしい
学校に行きたくないわけではなく
行けなくなるような理由がある
それを学校側、個々の先生がたに知ってほしい、表面だけではない理解をしてほしい

不登校で学力が追いつかず、学校に行けない部分も大きいので、自習形式や授業で行ったプリントをただ配布すれば終わりという形ではない、学習支援があれば良いと思う。

不登校だとお手紙も登校した際に一括で大量に持ち帰ってきて大切な事がわかないので
大事な事は学校メールでお知らせをお願いしたいです。
先日にあった滅多にない振休の事も把握しておらず…
私は息子のお友だちが前日遊びに誘ってくれたので振休を知りましたが
普段登校してる子でも
親は振休を把握してなかったようで
登校させたご家庭もあったようですので…
側弯症の検査の事も把握しておらず
欠席させてましたら…

保健室の先生からご連絡を頂き
ギリギリ受けてこれましたが…
担任からは私から連絡しない限り
連絡をくれませんので…

学校以外の民間機関、フリースクールなど利用料金を無償化、低価格にして欲しい
行き渋りや不登校の対応について、当事者以外の方々にも周知して欲しい
不登校という言い方を変え、社会全体的に皆んなと同じではなくて良いと理解して欲しい。
学校を選択して生きる事が当たり前になって欲しい。

学校の役割が区の面子のためではなく
一人一人の子供の為であって欲しい

フォーマットにそっただけの空っぽな指導でなく 生きる力を育む場として機能してほしい

心の理解が乏しい

学校で1番身近なはずの担任が欠席者に対しては配慮する姿勢がないこと、結局年度末までは学校の環境が変わらないこと。

高校も義務教育にしてほしい

シングルで子供が不登校の場合の県や市の支援があったら助かります。

インクルーシブ教育と謳っている割に子供達の心の成長がない。社会全体(学校)が発達障害やグレーの子を省こうとしているように感じる。

学校以外に学習できる場所がほしい。チャレンジ教室などただ集まるだけではなくリズム良く過ごせる場所が欲しかった。

相談するのに、いちいち予約しないと相談することが出来ないのが、どうにかしてほしい時がある。また、不登校についてなど、親側にも教育の場を小学校低学年のうちから設けて欲しい。

不登校特例校に入学したため、在宅でも学べる環境が整っており、毎日担任とのやりとりもあるので学校へは特段なにもない。

不登校特例校が私立で1校しかないため、複数の特例校、特に公立の特例校を設置してほしい。
特例校もフリースクールも金銭的に高く、家族の協力がなければ通わせることはできない。
低所得家庭の不登校児の行き場がない。

小、中と公立の学校へ通っています。やはり学校の集団が合わない子がいると思います。学校に通っていないことがまだまだ悪いことのように世間一般が考える風潮があると思います。もちろん倫理観を育てるのは親や社会だと思います。本人も親もたくさん悩んでいます。学校に合わない子に対しても金銭的な補助が受けられればよいと思います。

小学低学年向けのフリースクールがほとんどないので作って欲しい。

個別教室に行っても対応してくれる先生が必ずいる訳では無く、1人で過ごす事も多いようです。なので、個別教室に行く事でさらに孤独感を感じる事も多いようです。

一斉教育の脱却

学校に行けないと、学習の機会が限られ、金銭面での負担がかかる。学校以外の公的な学習場所がほしい。

集団が苦手な子、学び方にこだわりがある子の専門的な居場所をどうか作って欲しいです。フリースクールや個別で居場所を見つけてなんとかやっているが、経済的な負担はものすごく、また不登校で不安が強いタイプだと留守番させられず親は働けない状況です。全ての子に学びが行き届くようにして欲しい。放置するならばせめて居場所を確保する為に東京都がやっているようなフリースクール助成金を出して欲しいです。

学校は、不登校児に対してどう対応したらいいのかがわからないのであれば、積極的に民間や医療機関、公的機関など専門家と相談、連携してほしい。また、本人や保護者に対する意思確認はきちんとしてほしい。

家庭で過ごす食費や光熱費などに加え、ギフテッド傾向で探求意欲が強いため、家庭学習(ホームスクーリング)で満たしてあげようとすると、親の金銭的・時間的・労力的に無理がかかっています。公的な支援又は公立学校で探求を満たしてもらえるような支援があると助かるのですが。

公立の学校なので求めすぎかもしれませんが画一的ではないその子にあった対応を望みます。

色々な所に電話相談等したが、結局は家庭でしか解決できないと思った。フリースクールに行くとしても、市内に一か所しかなく、送り迎えの負担が大きく、結局仕事ができない。

入学前までの育児教室等で学校以外の選択肢についても、必要なひとだけではなく、広く伝えてほしい。

学校の中に、不登校のための部屋を作って欲しい。

もっと公立学校みたいな画一的な学校以外の学校をもっと作って欲しい

診断書や不登校の対象であればオンライン授業を許可して頂きたい(病気の理解を深めて欲しい)

学校以外の選択肢が増えるといい

不登校の子どもを預けられる居場所が少ない。小学生でも一人で通えるような居場所を増やして欲しい。みんなと同じようにできず、枠から外れてしまったら途端に居場所がなくなってしまう。市の通級指導教室は遠いし、小学生は学校の早退するときには必ずお迎えが必要だったり、家で長時間一人で留守番させなければならなかったり、親子共々疲れてしまった。

学習面でも読み書きの発達があるので普通の塾には通えず個別指導にもお金がかかる。親が教えるしかなく、基礎学力がつかないままみんなからは遅れていき余計に学校に行きにくくなっている。公的な支援はまだまだ少なく、民間の個別指導、フリースクールなど全てにお金がかかるので補助金などを検討して欲しい。学校に行かなくてもいいというなら、それに変わる場所を増やして欲しい。

こちらから、情報を探さなければ居場所につながらない、もっと情報がほしかった。

フリースクール以外にも子どもの居場所を増やしてほしい、地域差を感じる

学校や教育委員会には期待していない。
フリースクールやいろいろな学びの場が増えることを期待したい。

学校にいけない、となった時の選択肢があまりに何もない。相談機関(慶弔だけでなく次のアクションにつながる具体的な情報提供)、通えるようなところ、親が精神的にしんどいときに学校との仲立ちをしてくれる人など。対学校、対子供の対応、何役もこなしていると疲労感と孤独感を強く感じることもある。

一条校以外の学びの場の選択肢を増やして欲しい。

不登校の子どもに勉強の遅れのこと理解してほしい。別で、勉強教えて欲しい。中学生は、科目別に担任が違うので、不登校の子どもにたいして、個別に対応してほしいです。

学校に望む事齒今ほぼなくなってきましたが、うちは気が向いたときに行くので、その時に本人が、気持ちよく受け入れてほしい。学校ももう少し開放的な関係が気づきやすくなればいいと思います。

わからない

市の教育委員会が不登校の子達に用意してくださっている教室が、娘には雰囲気が怖くて無理でした。
1クラスなので、違う雰囲気のクラスがもうひとつあったらいいなぁ。
本人に会うフリースクールの学費の補助金が出たらいいなぁと思いました。

小学校ではICT教育を充実させ、今までとは違う教育の仕方に力を入れ、学校の新しい変化を声を大にして親に伝えてきますが、本当に大事にしてほしいのは、間違えても大丈夫。安心して子供が間違えられる穏やかな雰囲気があれば、、と思います。
目に見えない様々なプレッシャーで、自分なりの答えを見付けることより、万人が求める正しい答えを先に探すようになってしまい、自分を見失いがちになる気がします。

教員の数を増やしてほしい。先生が手いっぱいでキャパオーバーなのが1番な問題だとおもおいます。
子供と向き合ってくれる大人の数を増やしてほしい。支援学級の担任は専門の知識を持っている人に限って欲しいです。いまの支援級は厄介者を閉じ込める場所にしか見えません。

不登校に対しての対応をどこに相談したら良いのかわからなかったので、相談先がわかるようにして欲しい。
学校以外の居場所があまりない。

近くにフリースクールも少ない。

子と親を分けて悩みを相談できる場所が欲しい。

フリースクールや塾の補助があると助かる。

(以上)

まとめ

いただいた回答は、学校・行政への要望が多く集まりました。

・不登校の子どもの心の理解
・オンライン授業の認可や別室の設置など、教室外で教育を受ける機会の拡充
・教室あたりの人数上限を減らすこと
などの要望が中心に集まっています。

また、学校外の選択肢を選ぼうとしても、
・学び・居場所の選択肢がまだ足りないこと
・相談窓口が分からないこと
・金銭的負担が大きいこと
が挙げられました。

学校側の余裕も減ってきているなか、どうやって不登校の子ども・家庭に適切な支援を届けていくのか、まだまだ課題だらけだと感じざるを得ません。

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