子どもの自己肯定感を温めるために、親や関わる大人ができること【イベントレポート】
※この記事は2023年6月12日(月)に開催された無料イベントのレポートになります。
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1.「自己肯定感と」は?
自己肯定感とは、自分自身を肯定し、受け入れることができることと言います。
これは、私たち一人一人の心の健康や、生活で感じる満足感に大きな影響を与えます。
自己肯定感は、子どもたちが自分の能力や存在価値を認め、自信を持つことができるための土台となります。それは、どんなに困難な状況でも自分自身を信じる力を育むものなんです。
特に大切だと考えているのは、自己肯定感が「温まる」という考え方です。
これは自己肯定感は、高い低いという誰かと比べれるようなものでなく、時間とともにじわじわと広がり深まっていくものだと考えています。
実際、夢中教室では、子どもたちは自分たちが興味を持つことや楽しみを追求する機会を得て、自己肯定感が徐々に「温まって」いった事例がたくさんあります。
これは、まるで暖かさがじんわりと広がっていくような感覚と言えるでしょう。
2.大人はどう関わるのがいい?
ただ、自己肯定感を温めていくためには、大人の適切な関わり方が必要です。
夢中教室の子どもへの関わり方は、「ステップ」の考え方に基づいています。
大人はまず、子どもが自己肯定感を育てるステップを理解し、それを実践していくことが大切です。
そのためにも、大人の観察力と傾聴力がとても重要です。
子どもたちの小さな成長を見逃さずにキャッチし、その経験を肯定的に受け入れられるようになると、子どもたちの自己肯定感は少しずつ温まっていきます。
また、子どもが「安心」→「楽しい」→「できる」→「喜び」のサイクルを何度も繰り返すことができるよう、子どもたちに関わっていくことが大切です。
3.まとめ - 関わる大人のマインドセット
自己肯定感を育むための大人の役割のためにも、大人側のマインドセットは欠かせません。
子どもたちの自己肯定感が低いという状況を否定するのではなく、受け入れ、子どもたちの成長を待つマインドセットです。
大人は子どもたちが自己肯定感を育てる時間とプロセスを尊重し、その過程を見守るべきだと考えています。
そして、自己肯定感が温まった先にあるものは何かというと、それは子どもたちが自身の力を信じ、自己実現に向かって進む力です。
自己肯定感が育つことで、子どもたちは自己を理解し、自己の能力を信じ、困難に立ち向かう勇気を持つことができます。
自己肯定感は、子どもたちが自己の可能性を追求し、自己を実現するための鍵となるのではないでしょうか。
だから、自己肯定感を温めていくことは、子どもたちが自分自身を肯定し、自己を理解し、自己の可能性を追求し、自己を実現する力を育むための重要なプロセスだといえるでしょう。
その過程を理解し、支えるためには、適切なマインドセットと観察力、傾聴力、そして子どもたちの自己肯定感を育てるための「ステップ」の考え方を実践していけたら、子どもたちの。自己肯定感は自然と温まっていくのではないでしょうか。
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